今週はかなりストイックに

仕事をしています。確定申告に費やした時間を取り戻すことと、あちこちにあふれ返っている本を整理するために、資料会も欠席して登録作業に没頭しております。デスクの周辺は見た目的には何も変わっていないのですが、疲労だけは蓄積しております。
政治情勢はかなり逼迫しているようですが、店主のようなアナーキーな状態を好む人間からすればむしろ喜ばしく思います。例えば日銀総裁が決まらない問題にしても、財務省事務次官経験者が総裁になっていれば何か劇的に変わっていたのでしょうか?違うことは総裁がいるという唯その一点だけではないでしょうか?それよりは財務省OBから日銀総裁へ天下るというルートを遮断したことそのことの方が大きな意味を持つと思います。元来日銀総裁財務省OBからすれば名実共に最高の天下り先です。民主党が財務官経験者であるならばOKというシグナルを送ったにも拘わらず、福田総理が事務次官経験者にこだわったことを考えるならばいかにこのことの持つ意味は大きい筈です。財務官経験者が日銀総裁になるなどということは、財務省OBのヒエラルキーからすれば許されないことなのでしょう。
今の難局を乗り切るための中央銀行総裁は誰がふさわしいのかの観点からぜひとも考えてほしいものです。